令和6年能登半島地震

近年の能登半島地方では2022年6月19日と2023年5月5日に震度5弱以上の地震が観測されており,今回の2024年1月1日の地震では志賀町において震度7が観測されているとのことです(下図:2024年1月1日16:24時点)。

図1 令和6年能登半島地震における震度分布図の一部(気象庁ホームページより)

震央との位置関係から,志賀町では局所的に地動加速度が増幅する要因があった可能性,地震計近傍のノイズ(地震動とは別の外力/要因によって発生した加速度)によって結果的に計測震度が6.5以上となった可能性,または地震計の種類/性能/設置状況の違いによる影響などが理由として考えられます(志賀町だけギリギリ震度7となっただけかもしれませんし,志賀町以外のところが震度7に更新されるかもしれませんね)。気象庁からデータが公開された際には周囲や前後の地震も含めた分析と解析を実施してみたいと思います。

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